油谷島に住んで１２年、ちょうどひとまわりの馬年になりました。
３０年空き家だった家を改装している最中に、妻と出逢い結婚し、
その後、民宿「百姓庵」をオープン。
１０年以上荒れていた農地を夫婦で開墾して田畑を作り、
犬、ウサギ、合鴨、鶏、ヤギを飼う。
犬、ウサギ、合鴨、鶏、ヤギを飼う。
二人の子供にも恵まれた。
世界中から延べ１００名くらいの居候を受け入れた。
わが家で居候後、実際、田舎暮らしをする若者も増えた。
６年前には、ずっとやりたかった塩作りを始めた。
最近では、おかげさまで、「塩屋」として認知されるようになってきた。
そんな中、ふたまわり目にして、感じること。
荒れた農 地が増 え続け、景観が変化したこと。
人が減っていき、空家が増えていく状況。
人が減っていき、空家が増えていく状況。
とても淋しく感じています。
農業従事者の高齢化に伴い、あと１０年もすれば、
ほとんどの農地が荒れていくことは目に見えていますが、
防ぐことは難しいのが現状です。
ですが、それと同時に、農薬などの問題は減り、
環境にとっては良いこともあるので、
「環境保全型農業」にとっては大きなチャンスになるかもしれません。
ただ、それを担う人材（後継者）がいません。
「環境保全型農業」にとっては大きなチャンスになるかもしれません。
ただ、それを担う人材（後継者）がいません。
そこで、微力ながら、これからは、「自給型農業」を
「コラボレーション型環境保全農業」に切り替えて行こうと思います。
環境にも体にも良いものを提供したいという、 レストラン や加工業者の方。
こういう商品を作りたいので、こういう野菜がこのくらい欲しい・・・
こういう商品を作りたいので、こういう野菜がこのくらい欲しい・・・
というような具体的な情報をお待ちしております。
さらに同じような思いのある企業の皆様とも一緒にオーガニックフードの
商品開発をしていきたいと思いますので宜しくお願い致します。
そして共に、次の時代を担う人材育成ができれば幸いです。
これからの１２年は「フードレボリューション」
すべての変革は食事から。
「食」が変われば身体も環境も社会も変化し、
「食」が変われば身体も環境も社会も変化し、
さまざまな問題の根っこから変わっていく。
そのことを願いながら、これからも日々精進していきたいと思います。
百姓庵 代表 井上雄然